奥ノ谷塾第5講(株)ヤマチユナイテッド山地社長
短パン社長こと奥ノ谷さんが塾長を務める奥ノ谷塾第5講に参加させてもらいました。
今回のゲスト講師も本当にすごい方が来てくれました。我ら北海道、札幌で50以上の事業を展開し、年商180億のヤマチユナイテッドさんの山地社長です。
「楽しくすればうまく行く」とは限らないが「楽しくしなければ、うまく行かない」
山地社長の4時間の講義はまさにこの言葉に凝縮されたものでした。数々の成功や失敗から山地社長が体験したものをビジネスというものに落とし込んでいます。
かなりディープな部分まで教えてもらったので、ブログのなかでどこまで書いていいのかわからないんだけど、中心になっているのは「人」「楽しむ」でした。
山地社長自身もそうですが、スタッフさんに楽しんでもらうためにいろんな仕組みを導入しています。自ら考え、自分たちで行動、管理、分配までも自分たちでしてもらう。まさに社長がいなくても会社がどんどん成長していくわけです。
多角化経営とは
山地社長といえば多角化経営の達人で有名な方です。
今回感じたのは僕が思っていた多角化とは全然ちがうというものでした。だって、僕は多角化したいと思っていなかったから。むしろ、寿司というものを通してお客さんに喜んでもらいたいわけなので、その世界の中で質を高めていこうと思っているのです。でもね、山地社長にいわせると僕もある意味多角化しているということです。
小樽では地元のお客さん向けに中村屋という宅配寿司をやっているし、寿司屋なのに、葬儀や法事などもやっている。ホテルでケータリングをしたり毎月異業種とコラボイベントしている。寿司、料理という強みを中心に展開するそのことが多角化ということ。
つまり、山地社長のやってきたことは、大きなコンセプトを中心にして強みを生かして事業展開しているということでした。そこには人との出会いやヒラメキが大切だということです。
アメリカ合衆国をイメージした経営
山地社長は若い時にアメリカに何ヶ月かノープラン旅行に行っていたというのもあり、アメリカそのものを意識した経営をされているとのことでした。
アメリカは全体を統括する組織がある中で、独立した州があり、その中でいろんな法律や決まりがあります。ヤマチユナイテッドさんもまさにその形を取り入れることで経営に全員参加の組織をつくっているとのことでした。そのための研修や社風のつくりかたにもかなりの工夫をしています。
4時間という時間があっという間に過ぎました。
もっともっといろんな話を聞きたいと感じる時間でした。山地社長がつつみ隠さず一つ一つ丁寧にギャグもいれながら話してくれたからだと思います。
僕がこの4時間で感じた山地社長のすごいところは、自分の強みを活かして新しい事業を生み出す発想力と実行力。失敗を恐れずといったら少し違うかもしれないけど、やると決めたら必ず形にしていく勇気と覚悟。そして、周り人を巻き込んでいく山地社長の魅力でした。
たくさん教わったので脳ミソからゲロ吐きそうですが、次にやることが見えてきたので着実に実行していこうと思います。
本当にありがとうございました!!
こんなすごい塾、僕は経験したことがありません。
コメント
この記事の投稿者
小樽の寿司屋の三代目の中村圭助
小樽の情報や寿司の豆知識等伝えて行きたいと思います。